海洋プラスチック問題にコミットする エコノベルティ・エコバッグ

2020年7月よりスーパー、コンビニ他、小売店でのレジ袋有料が義務化されました。
深刻化する海洋汚染の原因となっているプラスチックごみの削減のために施行された制度です。
「海洋プラスチック問題」とは何なのか、いかなる問題にどのような取り組みが求められているのか。
企業の取り組み、問題に対するスタンス表明にも役立つ、プラスチックごみ削減に有効なエコバッグ、リサイクルアイテムなどのノベルティとともにご案内します。
海洋プラスチック問題とは?
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海のごみが魚より多くなる?
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現在、世界の海には合計1億5,000万トンのプラスチックごみが存在しているといわれています。
そこへ年間に約800万トン、重さにしてジャンボジェット5万機に相当する量がさらに海に流入していると推定されています。プラスチックは100年以上も分解されずとどまり続けるため、このままでは2050年には海洋プラスチックごみの量が海にいる魚を上回るだろうというショッキングな研究予測も発表されています。
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海のごみはどこから来る?
2016年に日本の沿岸に流れ着いたごみの65.8%がプラスチックごみだったそうです。
これほど大量のプラスチックごみは一体どこから来たのでしょうか?海にプラスチックごみなど捨てたことはない、多くの人がそう思っているでしょう。
しかしごみ箱にちゃんと捨てたつもりのものが風に飛ばされたりなどで、それらが結果的に川にたどり着き、やがて海へと流出というケースも。
積もり積もれば相当の量の海洋ごみとなっています -
海のごみはどこから来る?
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処理されないごみはどこへ?
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日本では、プラスチックごみを燃焼してエネルギーを回収するサーマルリサイクルの他、原材料を再生するマテリアルリサイクルなどで、廃棄プラスチックの85%近くがリサイクルされています。
では残る15%は?処理しきれないプラスチックごみの多くは「資源」として、これまで中国や東南アジア諸国へ輸出されてきました。
しかし、それらの国でも処理が追い付かなくなり、受け入れを拒否する国も多くなっています。結果、それらはより処理の力の低い国へと回されることとなり、それらの国で処理が追い付かないまま積み上げられ、やがて海へと流出していきます。
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海の環境に与える影響
国内においても、また処理したはずになっているものが国外でも、日本から大量のプラスチックごみが海に流れ込んでいます。
では、その海の中はどうなっているのでしょうか?海洋ごみが海洋生物に被害を与える事例のうち、92%がプラスチックごみによるものです。 魚類、海鳥、アザラシやウミガメなど、少なくとも約700種もの生物が、間違ってプラスチックごみを飲み込んだり、絡みついて身動きが取れなくなったりという事故で、傷つけられたり死んだりしています。
しかし、危険や被害は海の生物だけに限られたことではなくなっています。
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海の環境に与える影響
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マイクロプラスチックの脅威
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プラスチックごみの多くは、海岸での波などの影響を受け、やがてマイクロプラスチックと呼ばれる、5mm以下の微小なプラスチックの粒子となります。
これらのマイクロプラスチックを、魚や貝が飲み込みそれらが海洋生態系に取り込まれ、分解されないまま蓄積され、やがて我々の食卓へも上がってくるだろうことは想像に難くありません。
製造の過程などから、マイクロプラスチックには有害物質が含まれていることが少なくありません。
既に海の生物の体内のみならず、ボトル入り飲料水や食塩などにも含まれている可能性も指摘されています。日本近海でのマイクロプラスチックの濃度は、世界平均の27倍にも相当するという調査結果もあります。
レジ袋有料義務化へ
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プラスチックごみはどこから来る?
日本で2017年に廃棄されたプラスチックごみ903万トンのうち、実に46%が包装・容器類であることが、一般社団法人 プラスチック循環利用協会の調査で報告されています。(図参照)
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日本は世界第3位のプラスチック生産国であり、また包装用プラスチックごみの発生量がアメリカに次いで世界第2位の国です。
プラスチックごみの中でも大きな部分を占める、この包装用プラスチックごみへの対応が急がれていることは言うまでもありません。
そうして打ち出されてきたのが、2020年7月からのレジ袋有料義務化です。
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レジ袋有料時代へ
施行以前、日本国内で1年間に使用されるレジ袋は約400億枚と推計され、1人当たり1日約1枚のペースでレジ袋を消費していた計算になります。
レジ袋の有料化により、これを減少させようというのが制度改変の主旨です。それまで一部スーパーなどで有料化は実施されていましたが、この義務化によりコンビニや小売店でも例外なくプラスチックのレジ袋は有料となりました。
これにより買い物には消費者各自が持ち帰り用のバッグを持参するという時代になってきています。 -
レジ袋有料時代へ
更なるプラスチックごみの削減へ -プラスチックの3R-
プラスチックの3Rとは
レジ袋有料化で大幅に削減されれば、海洋プラスチック問題はすべて解決?
ところがそう簡単にはいきません。プラスチックごみの中では、レジ袋の他にもペットボトルや様々な容器が大きな割合を占めているからです。
それらの削減のために提言されているのが、プラスチックの3Rです。
Reduce -ごみになるものを減らす-
プラスチックごみになるものを減らす方法としては、2つの考え方があると思います。
★おススメアイテム★
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フタつき容器
食材などの保存にラップやプラスチック袋の代わりに使えば、プラスチックごみの削減に。
電子レンジ使用可商品も多数。
粗品に喜ばれるお手軽なセットから、ギフトにもピッタリな陶器製キャラクター商品までバラエティに富んだ商品をご用意しております。88 円~(税別)
88 円~(税別)
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Reuse -繰り返し使う-
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繰り返し使われることがプラスチックごみ削減に役立つアイテムといえば、まず洗濯洗剤やハンドソープなどの容器でしょう。
現在では、これらの商品は基本的に容器のリユースが前提で作られていて、多くは手軽に詰め替え用が購入できるようになっています。
当店おすすめは、それらの容器入りと詰め替え用がセットになったギフトセットです。また、少し視点を変えれば、プラスチックごみの中で多くを占める使いきりのペットボトルの削減に役立つ、タンブラー、マグボトルなども、一つの繰り返し使われるリユースといえるのではないでしょうか
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★おススメアイテム★
Recycle -原材料として再利用する-
プラスチックごみ削減に役立つ行動としてのリサイクルには、2つの方法があります。
- 1). リサイクルされた製品を使う
- 2). リサイクルに参加する
1). リサイクルされた製品を使う
プラスチックごみから新しいプラスチック製品を再生するマテリアルリサイクルでは、文具、筆記具などが多く生産されています。
筆記具ではボールペン、蛍光ペンなどの軸に、文具事務用品ではクリアファイルやクリップボードなどに再生されたプラスチックが多く利用されています。
★おススメアイテム★
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文具事務用品:再生プラスチック利用
ファイル・バインダー 文房具
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2). リサイクルに参加する
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海洋プラスチックの多くを占めるのが、不法投棄や、ポイ捨てが河川などを通じて海に流入したものです。
プラスチックごみのリサイクルの第1歩は、適正に分別されて無駄なく再生できる工場へ届けられること。
環境意識の向上に役立つ、ご家庭やオフィスに常備しておきたいリサイクル関連アイテムをご案内します。
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★おススメアイテム★
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リサイクルツール
ペットボトルのリングキャップやラベルの取り外しに役立つ他にも、瓶やスプレー缶のリサイクルにも便利なリサイクルツールです。
499 円~(税別)
499 円~(税別)
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リサイクルバッグ
リサイクル品のストックと運搬に便利な、ボックス型バッグ。ご家庭やオフィスで、リサイクル意識の向上にも役立ちます。
163 円~(税別)
163 円~(税別)
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ノベルティが環境にできること
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プラスチックの使い捨てが環境に良くないとわかっていても、なかなか人の習慣は変わらないもの。
でもその人が普段見ているものと違うところから、思いがけず渡されたノベルティは、ちょっとその人の視点を変えるかもしれません。
有料でも面倒だしこのくらいの額ならレジ袋を使えばいいや、と思っていた人が、せっかくもらったのだからエコバッグを使ってみようかと思ったり。
せっかくもらったのだから今日からこのタンブラーを使ってみよう、がごみになってしまうペットボトルを減らしたり。そんな風に世の中を少しだけ変えられるノベルティを、お客様とともにお届けできれば、と願っています。
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